2010年11月15日月曜日

Intellectual Ventures

2カ月ほど前、定期購読している
日経サイエンス11月号のインフォメーションコーナーにあった
インテレクチュアル・ベンチャーズ・ジャパンさんの
「技術的アイデア募集」広告が目に留まりました。


説明文には
「あなたのアイデアが
グローバルに活用される機会が得られます」と!

その時すぐに
インテレクチュアル・ベンチャーズ(IV)さんのHPを覗いたのですが、
日本法人が立ち上がったばかりなのか
内容が今一つ伝わらずその場はスルーしてしまい、
ちょっと忘れかけていました。


しかし現在、
「防水マイク特許」の国内関連企業様への提案は
ほぼ全滅となり、
海外企業様への提案へとシフトせざるを得ない状況にあります。

うちの特許以外の手法では
防水レベル向上は不可能(又はかなり困難)だと思うのですが、
みなさんどうするつもりなんでしょうね~


そんな状況なので
時間に余裕のある現在私も海外営業へ向けて英語を再勉強中ですが、
英文で海外企業様へ提案するのは不安なのが本音です。
契約交渉も英語でしょうし。。


そこでまた、
IVさんを思い出しました♪

ご協力いただけないかな~ということで
とりあえず私の現状をメールで相談してみると、
「既に権利化されている特許は日本拠点では対応できません」
とのこと。

やっぱりそうですよね~
私も人の特許営業したくないですから^^;
利益配分とかも面倒でしょうし。

やっぱり「防水マイク特許」は
自分でなんとかするしか無いようです。


しかし、そのメールでIVさんの
事業内容をご紹介頂きまして、
「ちょっと面白そうかな」と思うところもあり
詳しい資料を頂きました。


基本的には
企業で社員が特許を出すシステムのようなものですが、
テーマが自由であることと
報奨金が高そうな感じがグッド☆


アイデアはレポートの様な形で提出し、
その内容によって最高$15000(US$)の報奨金が出ます。

その後、権利化されて特許が行使された場合は
規定された純利益の17%が発案者に返還されるもの。


純利益の計算が微妙ですけど、
弁理士料を払って、特許庁とやり取りして、
権利化後に営業して~
などの手間やお金は一切掛りません。


ほどほどの報奨金で
自分のアイデアを世界に広めたいなら
最高のシステムです。

「防水マイク特許」はこれで出せば良かったかなぁ
なんて思いましたが時既に遅し。
国際特許も出願済です。


でも
まだ手元に特許出願準備中のアイデアが数点あるのと、
IVさんから提示されるテーマに対応した
「アイデア提案プログラム」が面白そうなので
本日、契約してみました。

みんながダメだと思っていることを何とかするのは得意ですし、
テーマに関連した技術を調査・考案する時間も
十~分ありますので^^;ちょっと楽しみたいと思います。


検討したアイデアは契約上公開できませんが、
トライするテーマはたまに御紹介しますね☆

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