2010年4月2日金曜日

胎児性アルコール症候群

これまで友人夫妻等、子供が居ない家庭の奥さんって

高い確率でお酒好きなんです。


「それってアルコールが原因じゃないの?」とは思っていましたが、

こんな先天性異常の研究を発見しました。


この胎児性アルコール症候群は

妊娠の早い段階でアルコールを多用に摂取すると、

人間の左右の中心を決める細胞を自殺(アポトーシス)させてしまうもの。

重篤な発生異常をした場合、この子は生まれてくることはありません。

ただ、この「重篤な発生異常」が認められる場合のアルコール摂取量は

体重50Kgの女性なら


・ビール500ml 11.6本

・日本酒 1.9L

・ワイン750ml 3.2本


と桁外れ^^;

子供が出来ない理由にはなってませんね。


でも、この症状を持つ子供はアルコール摂取によって

発生異常のまま生まれて来ちゃいます・・・


この生まれてきた胎児性アルコール症候群の子供は、

下記のような脳障害を持つそうです。


・てんかん

・計画を立てて行うことが苦手

・記憶力が低い

・衝動的に行動する

・注意力散漫

・好奇心旺盛・怖いもの知らず。

・ルールを守らない


しかし、こんな特徴もあるようで・・・

・お母さんの手伝いをしたがる

・IQテストでは高得点


これって「脳が子供」ってことですよね。


また「左右の中心を決める細胞を自殺(アポトーシス)させてしまう」ため

外観の特徴として顔の中心線部位(鼻や唇)が低い傾向が見られるとのこと。


この症状を持って産まれてくる子供は、天才か我侭に成長しそうです。


「胎児性アルコール症候群」はまだ研究を開始したばかりで

日本での研究内容ではなく海外の研究結果とのことでしたが、

ちょっとアルコールの害が具体的に見えた気がします。


胎児時における脳と体の機能障害の原因は星の数ほどありますが

タバコとお酒は直接的な影響があると思うんですよね。


これからお母さんになる人は本当に気をつけてくださいね~

子供は親を選べませんから。

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