2011年3月17日木曜日

炉心冷却のアイデア

危険な状況が続いている福島原発事故。

爆発して破壊された炉心を冷やすという
東電・消防・警察・自衛隊各作業員の皆さんの命がけの放水も
大きく事態を改善させてはいないようです。

先ほど自衛隊ヘリによる放水作業を見ていて思いついた
炉心冷却用放水のアイデアを記します。


1.消防用ホースの先端に
  耐熱金属のパイプとフックが付いたものを用意。

2.ヘリから金属パイプを先端に下ろして
  炉心上部構造物に引っ掛ける。

3.ワイヤー等を使用しホース端側をポンプ設置可能位置へ投下。

4.地上でポンプと接続し注水。


このスタイルでの注水なら
並行して複数の炉心を冷やすことも可能かと。
ホースを長く取ることができれば
作業員の被爆も最小限で済むと思います。

当然建物周辺の温度が何度かによって
消防ホースが溶かされない為の
金属パイプの長さも変わり重さも変わります。

でも水4トンを運べる大型ヘリなら、
先端に金属製のパイプを装着した100m以上の消防ホースとか
運べるような気もするんですけど。。
だめですかね~

たしかに100m下のフックをピンポイントで引っ掛けて
その後テンションを保ちながら給水側を指定位置に投下なんて
そんな簡単には行かない神業なんでしょうけど、
今の作業を継続しても
状況が改善される感じがしないんですよね。

そして
この時間にも周囲の土壌・海洋は汚染されていくわけで・・


関連サイト
【ヤフー知恵袋】福島原発の建屋内に水を送る方法をみんなで考えよう
【2ちゃんねるdays】原発問題

この子を是非レンタルで:ビッグドッグ

2 件のコメント:

  1. 初めまして。

    自分もほとんど同じことを考えていました。
    下から直接ホースでぶち込むというのは原子炉自体の位置が高いため水圧も高くなり、捩れができたとき等ホースが暴れて大変危険です。

    なので移動式の足場のようなものを作り、上までポンプで水を送り込んでからホースをたらし原発に入水を注入するという方法を考えました。
    あと、フックを付ける場所が無ければ電磁石などでも可能だと思います。

    以上
    一か八かの実験が得意な学生のアイディアです

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  2. 匿名様

    コメントありがとうございます。
    また長い間スパムコメントに仕分けられていた
    このコメントを発見できず申し訳ありませんでした。。

    結局福島ではコンクリポンプ車で給水となりましたが
    やはりヘリで水をかける前に政府にこんな計画を出してほしかったですね。

    4か月経った今も状況は不透明ですので
    万が一に備え我々は準備しておかなければならないと思います。

    最悪の事態を避けるにはやはり
    「準備」が重要ですよね。

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