2024年8月15日木曜日

釣り竿修理

 これまで竿の先端が折れてしまったりは、

ほんと適当に切り取ったりして使っていました。

しかし、先日サーフの階段で躓いて転倒><

竿を持った側の手をついてしまい2本繋ぎの竿が5本に・・・

(下の写真は繋ぎ部分を繋いでロッド手元無しで撮影)

怪我はしませんでしたが、座布団ヒラメを釣り上げたお気に入りのサーフロッドを終了させてしまい、心が大怪我した状況です。

すぐに手配しようとしたら目的のメジャークラフトサーフロッドは売れ切れ。

他にサーフロッドを探すとみんな高額と。


検索しているときに修理動画が目に入り「修理してみる?」となりました。

これまで折れたロッドの残骸も残してあったので繋ぎ用のブランクも買わなくて良さそう。

繋ぎ部位をリューターでカットし仕上げ、


仕上げた部位の寸法を測定し、ブランクから相当する部位を切り出します。

勘合部に応力が集中しないよう勘合部材の端を斜めにカットしてみました。


最初、勘合長を径の5倍で補強用糸を通常の縫い糸を使用したら、試し振り一撃で破損する事態に。。最終的に勘合長は径の10倍取り、補強糸はPE1.0号にしました。


接着剤は最初セメダインスーパーXを使用していましたが、うまく接着できなかったため、最終的にダイソーの2液混合型エポキシ接着剤に。これが優秀でした。
写真では横位置で接着していますが、勘合に少し隙があるときはこれで固めると曲がってしまうため、立てての固定が必要です。


補強糸巻きには自作の回転台を製作。たまにやる分にはこれで十分かと。



回転台があると重ならずまあまあ綺麗に巻けます。写真は糸がほどけない様な処理で、最終的にはこの巻きを左側に詰めます。


これは薄めたエポキシを塗った状態。中央がまばらですが、ここはあまり強度要らない部分と判断。失敗したわけではありませんw


そしてエポキシで補強。仕上がりはいまいちですね。

加えて、最初の試し振りで折れて先端が飛んだ際に先端ガイドが破損。先端径を測定しネットで発注し組付けました。


完成。エポキシ多めでしたね。

これで魚を釣って修理確認といきたいところでしたが、あまりに時間を要したためサーフロッドを中古で購入。このロッドはメモリアル品として封印となりました^^;

<追記>

この原因となった階段。当日はあまりの恥ずかしさにすぐ立ち去ったのですが「なにかトラップがあるのでは」と後日確認しに行ったところ、途中で段の高さが変わる。という酷いトラップが仕込まれた階段でした~。


足元見ながら歩いてれば(というかこれまで気にしていなかった)何事も無かったのですが、この日は考え事してたんですよね。。真面目に自治体の設計者(製作者)に文句を言いたいです。



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