2013年10月24日木曜日

ILCが東北へ

ILC(国際リニアコライダー)の建設候補地が北上山地に決まったそうです。


私も知りませんでしたが
ILCとはスイスで稼働中のLHCと対局にある加速器。

LHCは稼働時にブラックホールを作成してしまうとまで警戒された
世界最大の陽子ー陽子衝突(ハドロン)型加速器で、
先日のノーベル賞でも話題になった
万物に質量を与える「ヒッグス粒子」を発見しています。

このヒッグス粒子の詳しい物理特性を調べるには
30kmを超える直線の陽子ー陽電子衝突(レプトン)型加速器が必要で、
これが北上山地に計画されているILCとなります。
*地図の赤い線が建設予定ルート

欧米では具体的な誘致の動きが無いため
北上山地が世界唯一の建設候補地になるとのこと。

ヒッグス粒子を調査する加速器が
北上山地に来るとは☆

完成すれば世界から研究者が訪れることになり、
有能な技術者が集まれば
周辺に研究機関、大学等も建設され、
関連技術の発信元になることも予想されます。

一番の課題は建設費らしいですが
ILCの北上山地建設は楽しみですね♪

でもまちがってもブラックホールとか作らないでほしいな^^

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