福島原発の事故を受け
放射性物質による被ばくを防ぐ方法の基本を記載します。
大量に被ばくした場合、
がんや白血病等発症の可能性があります。
政府と東電の発表では
現在の最大検出線量は8000マイクロシーベルト(μSv)
放射線を短期間に全身被ばくした場合の致死線量は、
5%致死線量(被ばくした人の20人に1人が死に至る線量)
では2シーベルト(Sv)で
つまり2000000マイクロシーベルト(μSv)となり
現在の最大検出値でも250分の1です。
しかも拡散するためこの値よりも薄くなって漂うこととなりますが、
万が一の防衛手段として、以下に記載しておきます。
・体内に取り込まないこと。
今回のような事故の場合
放射性物質は埃のような微粒子です。
体外に付いた場合は一時的な被ばくに留まりますが、
体内に取り込んでしまうと
長期にわたり被ばくすることになり危険です。
まずは吸い込まないことが重要で、
マスクの着用と屋外に放置された食べ物などは
口にしないように心がけましょう。
・室内に持ち込まないこと。
室内に多量に持ち込んでしまうと
そこから2次的に食品等に付着、
または吸入してしまう可能性があります。
花粉と同様に室内に入る前に表面を払う、
上着はすぐに洗濯する等の対応をしましょう。
・降り始めの雨にはあたらないこと。
降り始めの雨は空気中の微粒子を付着させ
放射線濃度の高い液体となって降り注ぎます。
チェルノブイリでは警報が遅れたため
多くの子供達が被ばくしたと言われています。
・体内被ばくにはヨード(ヨウ素)剤が効果あり。
実際被爆者用に用意されているものらしいですが
一般に入手出来るかは不明。
ヨードの多く含まれる食材として
昆布、わかめ等の海藻類があるとのことです。
⇒多量に摂る必要は無いとのこと。
加えてヨード剤には副作用があるそうです。
しかし
放射性物質からの被ばくが
少量でも害かと言われればそうではありません。
ラジウム温泉やゲルマニウム、岩盤浴などは
この微量の放射線を利用した健康施設です。
放射線被ばくは微量であれば
細胞を活性化(ホルミシス効果)させてくれます。
しかし、被ばくの「あるレベル」から
細胞をガン化または死滅させることになります。
ここを”ホルミシス限界”といいますが、
この「あるレベル」が未だにはっきりと解っていません。
しかも放射線の種類によっても影響が異なります。
なので今回のように正確な値が不明な状況においては
少しオーバーな対応でもいいかと考えます。
危険量を被ばくしてしまうと
体を元に戻すことが大変になるからです。
みなさん気を付けましょう。
政府と東電の迅速な対応に期待します。
追記:福島第1原発の敷地内で、最高毎時400ミリシーベルト(0.4Sv)という
非常に高濃度の放射線量が検出されました。<15日14:30>
参考ブログ:かまたみのるさんの公式ブログ
放射線量に関する記事:Gigazineさん
放射線に関する基礎知識:放射線医学総合研究所さん
放射線汚染後の除染に関する記事:Gigazineさん
ラジウム温泉に関する記事:Gigazineさん
2011年3月15日火曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿