この8月から
特許の審査請求料金が改正となっています。
これまでの約20万円から15万円へ
約25%の大幅値引き改正ですよ♪
しかし
できれば無職の時にやって欲しかったかなと。
何故今頃。。
特許権を取得するには
大きく2つのステップがあります。
まずその1
特許権を得たい技術の内容を詳細に記載し
正式に登録する「出願」というステップ。
「特許出願中」なんて製品のパッケージに書いているのは
まだ特許権を取得していないけど、すでに登録してますよ~
ってことです。
そしてその2
その1で登録した内容を特許庁に審査してもらいます。
これが「審査請求」
今回改正された料金は、この審査請求料なんです。
これまでは
とりあえず20万円ぐらい出さないといけませんでした。
「出願」の料金は1万6千円(自分で書類を書いた場合)なので
「審査請求」に踏み切るには結構な勇気と自信が必要です。
そこにきて約5万円の料金値下げ。
なかなか踏み切れなかった内容の特許でも、
15万円に下がれば出す気になりますかな。
そしてこの2つのステップを無事クリアすれば
特許権獲得となるわけです
ただ
料金は多少ハードルが下がりましたが、
特許庁のシステムがまだ一般人にはハードル高いんですよね。。
ベテランの弁理士さんでなければ
たどりつけないであろう特許庁のHPとか
いい人もいれば「おい!」って人もいる
バラバラな審査員の対応とか。
知財を売りにしなければならない日本においては
特許庁は大きく変わる必要があると思いますよ。
発想はどこで生まれるか分かりませんし、
みんなが弁理士さんにお願いする予算を持ってるわけじゃないですからね~
まあ、愚痴はこの程度で^^;
せっかく審査請求料を下げてくれたのなら
出願のみで止めている防水通気バルブとか審査請求しようかなと。
温度差が激しい電子部品の防水構造には
必須のアイテムですよ☆
審査請求の際には
またここで経過をお知らせします^^>
2011年8月15日月曜日
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