2010年10月20日水曜日

G'zOne Type-X

auの秋モデルとして
「歴代最高スペック」のG'zOne Type-Xが発表されました。

普通この手のモデルは夏モデルなんでしょうけど、
不況やNECさんとの合併やらで遅れたのかもしれません。


防水Xactiも防水レベルが3mとなったことですし、
歴代最高スペックの新型も同じ防水膜を使って
「防水3m」を出してきたものと思って見ましたが・・・

「常温・真水・静水の1.5mで30分」

あれ?変わってません。
歴代最高スペックってWi-Fiとかそんな話なの??

いやいや残念です。

デザインも原点回帰とのことですが、
直線基調なのか曲線基調なのか不明。
G'zOne Type-Rのほうが纏まってますよね~
見慣れないだけなのかな。。

私、実は以前G'zOne Type-Rを使用していまして
デザインと操作性は気に入ってました。
あまりにレシーバーの音が聞こえづらかったので
すぐに非防水モデルにしちゃいましたが^^;

二つ折り初号機の取っ手状プロテクターは
ポケットからの取り出しや携帯時の固定に重宝したんですよね。

今度のモデルはプロテクター中央にストラップ用と思われる柱・・・
プロテクターをアンテナに使用しているらしいので
アンテナの構造上必要なのかもしれませんけど、
機能性に欠けるデザインのような気がします。

個人的には
「機能」を満足してこその「デザイン」と考えています。
機能を満足しないデザインは一過性のもの。
長く愛される製品に必要なデザインは機能を伴うべきと考えますね。

なので
今回のそれっぽいデザインで終了しているType-Xは非常に残念です。


そして、防水Xactiに出来た3m防水が出来なかった理由は
だいたい見当がつきます。

まずは音量、音質。
それに安全率。


携帯電話には呼び出し音の大きさの規格があり、
防水を3mとすると損失が大きくなる為
ここがクリアできなかったのでは。と推測しました。

通気性の膜とは、撥水コートをした布のようなものです。
音波が小さい穴を通り抜ける関係で音波のエネルギーが損なわれます。
しかも
大きな音には膜自体が振動してしまい、
膜の振動での損失と膜が周辺構造物に接触しての2次損失もあります。
防水膜を使用した防水携帯電話は大きな音を出しづらいのです。
当然この音波損失で音質も損なわれます。

防水レベルを上げるには通気膜の穴を細かくする必要があるでしょう。
そうすると音波の損失レベルも大きくなると予想します。

因みに、私が以前出願した特許を使用すれば
この音量と音質の損失はほとんどゼロになります☆
そちらは権利を所有するNECカシオさんにライセンス交渉してみて下さい。

それに
電池部・コネクタ部の防水蓋構造も
量産の開発を見てた感じではギリギリでしたので、
不況で開発費もほとんど無い状態でしょうから
無理にスペックを上げなかったのかもしれません。


それにしても
防水携帯が登場して10年、
防水レベルはまったく変わってないのです。

これでいいわけ無いですよね。

携帯電話メーカーの皆さん!
私の「防水マイク特許」でこの壁を壊してみませんか^^

ご連絡はdamonb92@gmail.comまで
お気軽にどうぞ♪

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