東日本大震災から2年が経ち
だいぶ遅れながらも復興が進んでいます。
この地震では津波が大きな被害を引き起こし、
津波の発生元となる海洋プレートの動きが再注目されました。
そして震災後に
南海トラフによって引き起こされる可能性のある
東日本大震災級の地震が公表されましたが、
現在、時間がその危険性を薄めてしまっているような気がします。
個人的にも歴史的記録があるとはいえ
数百年、数千年サイクルの地震が
自分が生きているここ数十年に起こるとも考えづらいので
ちょっと他人事になりかけていました。
しかし
今月の日経サイエンス誌に載っていた記事は
驚くべきものでした。
東日本の震源となる日本海溝
関東の震源となる相模トラフ
そして
西日本の震源となる南海トラフ
この3つのプレートによる地震は
これまでに2回、過去連動した記録があるのです。
日本海溝起震となるM8級地震の50年以内に
相模トラフ、南海トラフ起震のM8級の地震が起こっており、
しかも869年の貞観地震からの元慶地震、仁和地震では
9年の間隔で連続しています。
この表を見てしまうと
原発の再稼働なんて自殺行為にすら思えます。
すくなくともこれから10年内に
関東圏をM8クラスの地震が襲う可能性が高い現在、
東日本大震災を過去の記憶にしまうことなく
最悪の事態を想定して準備しておく必要があるでしょう。
記事では
東京湾内にも起震源となる断層があり、
津波被害の可能性があるとのこと。
今月の日経サイエンス誌は
一度読んでおいたほうがいいようですよ♪
2013年3月9日土曜日
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