2012年4月29日日曜日

A letter from EPO 2

「防水マイク」の国際特許出願期限切れの件で
ヨーロッパ特許事務所(EPO)からダメ押しが来ました。


封筒の表に「registered」なんて書いてあるので
なんで登録されてるんだろ?なんて思いましたが、
中の書面に書いてあったのは


The european patent application cited above is deemed to be withdrawn for the following reason.

上記で引用した欧州特許出願は、次の理由により取り下げられたものとみなされています。

とのこと。
まあ、その後何もしてませんからね~

残念。。



その下には

「この通知の発行2カ月内にペナルティ料金を加えて必要資料を提供すればOK」

のフォローが記載されていますが、
期限まであと14日。なんかもう時既に遅しですな。


最近仕事が忙しいのもあり、
「もう勝手に使ってください」って感じですよ^^;

海外での大ブレイクを期待してます♪



2012年4月18日水曜日

フィールザヒーリン

最近「まあいいや」が口癖のガタマロさんから
新曲がリリースです♪




今回の曲はサビにインパクトのある
全体的に爽やかな曲調。
空中心の動画も気持ちいい感じですね~

「透明感のあるきれいな空気とか自然の美しさ的なものを表現したつもり。」
とのコメントが添えられてます。

個人的にはサビの仕上がりがいい分
その他のところの厚みがもう少し欲しかった気がしますかな^^

まーでも、
有名歌手が歌えば
スマッシュヒット間違いなしでしょう☆

聴いてみてくださいませ。


にこ動Ver.はこちら↓
【ニコニコ動画】【ニコニコインディーズ/ 歌モノ】フィールザヒーリン【オリジナル】

2012年4月3日火曜日

老化防止のキー「TOR」

DOC,DCS,SCRと
仕事でも私を悩ます3文字略称。

しかしこのTORは結構興味深い働きをするようです。


日経サイエンス誌によれば
このTORの活性をコントロールすることで
老化を遅らせることができるというもの。

最初は「老化防止なんて」と思って読み飛ばしてましたが、
良く読んでみると色々な関連が想像できる
面白い記事でした。


TORとは
ラパマイシン標的たんぱく質
(Target of Rapamycin)の略称。

ここで
ターゲットとして登場する
「ラパマイシン」と呼ばれる抗生物質。

イースター島で採取した土から発見された
この抗生物質を投与したマウスが
雄で9%、雌で14%の延命を達成しました。

では
この「ラパマイシン」を使って
人間の老化を遅らせることが出来るかというと、
このラパマイシン自体に
血中コレステロールを上げる・貧血を起こす・創傷の治癒を妨げる
等の副作用があるため、
残念ながら抗老化薬として使うことは出来ないそうです。


そこで再度登場のTOR。
この機能を解明して老化防止の手助けをしようというもの。

それではTORの機能とは何か。


TORは生物が若い時には
重要な栄養センサーとして働きます。

栄養が豊富な環境下では
たんぱく質の合成が優先され
細胞が成長することで個体を成長させます。

栄養が乏しい環境下では
細胞の成長が抑制され、自食作用を活性化することで
異常なたんぱく質や正常に機能しないミトコンドリアなどの
欠陥部品を分解し、リサイクルして利用します。


個体が若い時点ではうまく働いてくれたTORですが、
歳をとると有害な影響を与えます。


まず、TORの活性が続く状態となります。

老化して欠陥のある細胞が増殖。
加えて自食作用が抑えられる為、
細胞と組織の機能が低下し
加齢に伴う疾患が発症します。


このTORの暴走を止める効果が
ラパマイシンにはあるのです。

副作用がありますけど^^;


では他に何かないかといえば、
実は簡単な方法があったりします。

「カロリー制限♪」

このなんとも簡単で辛そうな手段は
酵母から蜘蛛、犬、猿まで
老化防止効果が認められているそうです。


寿命を延ばしたければ
カロリー制限するのが一番のようですよ^^


でもカロリー制限は生物にとって辛いので
これと同様の効果がある物質を
研究者の皆さんは探しているようですね。


ま、子孫を残した個体は邪魔にならないように
老化して死ぬというのが本来の機能なんでしょうけど、
人間は強欲ですからね~


TORの作用で
もう一つ気になったのが「自食作用」です。

若い人のニキビとか
自食作用が追いつかないからかのかな~
なんて思ってみたり。

生物って凄いですね♪